具体例(1)

※「ウチのブログで例えると〜」の内容が間違ってたので訂正しました。

とにかくwebをオフラインで読みたい一心でたどり着いたPipesだったんですが、あまりとっつきは良くありません。よく分からないまま手探りで使えている状態ですが、ちょっと具体例を挙げて書いてみようと思います。

まず「(1)概要のみ配信しているRSSを全文配信」です。
前にも書きましたがまずはまるごとRSSを試してみます。容量が大き過ぎて逆にPipesを駆使しても全文配信できない痛いニュース(ノ∀`)でもうまくいきます。すばらしい。

RSSが配信されている場合はPipesでも割と簡単ですが、慣れないうちはigamotpさんが作られた汎用全文配信化Pipes全文配信API(全文配信化)を使ってみましょう。「FeedのURI (feed)」にRSSのURL、「本文の開始タグ (from)」と「本文の終了タグ (to)」には全文配信させたいページのソースを表示させて「本文が始まる前」と「終わった後」にある「そのページ中に1回しか出てこないが、毎回の更新の度に必ず含まれる」タグを入力してRUN Pipeを押すだけです。タグとは書いてありますが別に日本語のテキストでもいいみたいですが、スペースが含まれるとうまくいかないことがあるようです。
ウチのブログで例えると以下の感じ(実際には「<」と「>」は小文字)
FeedのURI (feed)   →http://d.hatena.ne.jp/minimumpacket/rss
本文の開始タグ (from)→<!-- google_ad_section_start -->とか<div class="body">
本文の終了タグ (to) →本文のみなら<!-- google_ad_section_end -->
            コメントまで入れるなら</form>
結果を見ながら試行錯誤してみてください。「Use this Pipe」のプレビュー欄は全文表示されませんので実際にRSSリーダーに登録してテストしてみましょう。
特定のブログサービスでは本文開始と終了のタグが固定なので、jubenoumさんが作ってるはてなのユーザー名(ウチの場合ならminimumpacket)のみ入力すればいいPipes[h] はてなダイアリーユーザ名からダイアリー全文取得みたいなのもあります。

(3)記事を複数ページに分割しているサイトも全文配信

MOMIZINEさんのこの記事が参考になります。

ただ上記のZAKZAKみたくページビューを稼ぐために短い記事を分割している場合ではなく、本当に長いから分割している場合には容量が大きすぎてStringBuilderが機能しません。
その場合はちょっと苦しいですが記事のページ毎の全文取得RSSを「○○(1/3)」「○○(2/3)」のようなPipes名で作り、GoogleReaderのタグでひとまとめにして管理するとまあオフラインで読むだけならなんとかなります。

(2)RSS配信をしていないサイトを全文配信

The world moves on.さんの「ちょう初心者のためのY!pipes」が参考になります。

また上記の例のように記事のURLリストが追加になっていくタイプのサイトでない場合(例えばー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ)うまく作れたつもりでも元々RSSを配信していないため更新情報を拾わない場合があります。そういう場合はMy RSS.jpに登録して得たRSSをFetchFeedに入れ、Loopの中のFetchPageのURLに元URLを入れると更新日時も拾えて便利です。
更にページソースにうまく更新を区切る文字列が無かったり、本文が文字化けしたりする場合はGoogleの携帯向けページ変換をするとうまくいく場合が多いです。

(1)概要のみ配信しているRSSを全文配信

これは基本。FetchPageモジュールで強引にもってくればOK。
まるごとRSSがうまく機能すればその方が簡単です。
またFetchPageだと容量が大きすぎるとエラーになるので膨大なテキスト量を全文配信する場合などはまるごとRSSの方がうまくいく場合があります。

BylineとYahoo!Pipes

個人的にiPhone最強のキラーアプリはBylineですが、その活用にあたって
欠かせないのがYahoo!Pipesです。組み合わせ次第で以下のことができます。


(1)概要のみ配信しているRSSを全文配信
(2)RSS配信をしていないサイトを全文配信
(3)記事を複数ページに分割しているサイトも全文配信

Bylineの動作メモ

 同 期 中  :GoogleReaderと同期して本文取得中
○/○件を保存中:元webページのキャッシュを取得中
※保存までキチンと終了していないと画像を取得損ねて記事を閲覧する際に読み込む場合があるので注意。またyoutubeが埋め込まれている記事があるとサムネイルを読み込む場合がある。

Wi-Fi時のみアーカイブ」をONにしていても閲覧時に既読やスターの情報をリアルタイムで同期しているので何かしらの手段でパケット通信はOFFにしておかないとすぐに数10KB程度は通信してしまうので注意しましょう。